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酵素と助(補)酵素の関係

 鍵と鍵穴の関係にたとえることが出来る。この時、鍵穴のある錠前が酵素で、鍵が助酵素だ。

酵素遺伝子の指令によって作られるタンパク質で、基本的に細胞の中で働く。
・その酵素は3000種類位あって、それぞれ形が違っていてかみつくものも決まっている。
・かみつくものというのは「基質」であり「助酵素」である。
・それぞれの酵素はかみついた基質を変形させたり分解させたりする。

☆アロステリック酵素

主酵素助酵素がうまくはまりこむことによって基質のはまる部分が出来上がる。
・助酵素が結合しないと、形が合わなくて基質がはまりこむことが出来ない。
・つまり酵素が助酵素と結合することによって形を変え、基質を受け入れるようになる。
・すると基質は目的に添ったものに変化する。→要するに代謝
 (たとえば上図でいえば《ホラ+ぼや》が《水戸黄門》になる・・・?←ワケ分かんない喩えを言うな!)
・このような酵素を「アロステリック酵素」という。
アロステリックとは立体特異性といった意味だ。
◆鍵穴より鍵が大きければはまることは出来ない。
◆鍵はだれにとっても同じ形だが、遺伝子の指令による鍵穴は人によって形が違うと考えられる。
◆しかし、生体分子は熱運動によりぶるぶる震えて微妙に形が変化しているので、どんな形の鍵穴でもはまる瞬間がある。
◆つまり鍵が鍵穴にはまるのは確率の問題ということになる。
◆これを「確率的親和力」という。
◆この確率的親和力が高いか低いかが健康に関わる。

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