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〜2002年2月11日の朝日新聞から〜

●ミントの香りがなぜ涼しいか?

 2月11日の朝日新聞に、ミントの香りはなぜ“涼しい”のかを、カリフォルニア大サンフランシスコ校のグループが解明し「ネイチャー」に発表するという記事が出ていました。

 ミント、つまりハッカのことですが、あの主要成分はメントールです。そのメントールが、なぜ涼しい感じがするのかということが分かったというのです。

 それは、冷感センサーといえる受容体タンパクがメントール受容体にもなっているというのです。そのセンサーは、涼しさによる刺激に対してもメントールがくっついたときも同様に電気信号を出し、脳はその信号を区別できないからだということが分かったのです。


●痒いところを掻くと、なぜ気持ち良いの? (^-^ゞ

 これは、私の疑問です。
 痒いところを掻くと、どうして気持ちが良いのでしょう?

 痒いところは肥満(マスト)細胞ヒスタミンという物質を放出しているので、抗ヒスタミン薬があれば痒みは止まります。でも、その時、決して気持ち良くはなりません。

 何でもないところを掻くと痛いのに、痒いところを掻くと気持ちイイのは、やはり何か気持ち良くなるような物質が出てくるのでしょうか?

 実は、長年のささやかな疑問なのです。
 何か御存知の方は、どうぞ教えて下さい。

 ちなみに、痒いところを掻くと、気持ちイイということの他は全く良いことがありませんのでやめましょう。

2002年2月

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